寺院風駅舎・・・山寺駅~JR東日本 仙山線3
立石寺は貞観二年(八六〇)に慈覚大師が開山し、それ以後盛衰を繰り返しながら奥羽の信仰を集めてきた。
根本中堂には慈覚大師が比叡山より移したという法燈が一〇〇〇年以上も燃え続けている。
ところで芭蕉が訪れ「閑や 岩に染み入る 蝉の聲」と詠んだのが新暦になおすと七月十四日といわれている。
だから芭蕉が聞いたのは早い時季に泣き始めるニイニイゼミだという説がある。
山寺駅は昭和八年(一九三三)十月十七日、仙山西線として山寺~羽前千歳間開通とともに開業した。
仙山線が全通するのは昭和十二年(一九三七)のこと。
今でもホームの仙台寄りにはSL時代のターンテーブルが残っている。