気になったので・・・その8
☆土地の有効活用
例えば、最近改めて賃貸マソション経営が見直され、貸家住宅の着工件数が、低迷している住宅着工件数を尻目に、気を吐いているのも、この間の事情を物語っているのかもしれません。
中味を子細に観察してみますと、高度成長時代までの「バスなし、台所・トイレは共同」「3年で元をとる」といった、当面の収益性に狙いをおいた短期勝負型の事業経営が不振な反面、単なる利便性に加え、居住性を重視した長期安定型の経営ぶりが好調なことがわかります。
また節税対策、資産保全対策の一環として、取り組んでいる意図も読み取れます。
おそらくこの背景には、住宅の数が世帯数を上回ったという住宅事情はもとより、長期的視野で資産の最適な活用に、目を向け始めた供給サイド(地主の方)の意識の変化と、次のような需要サイド(居住者)のニーズの変化との両面があると思われます。
住宅価格の高騰による持家指向の後退、あるいはライフスタイルに応じた快適な暮らしを、設備や管理の行き届いた賃貸住宅に求める人達の出現がそれです。