これだけは押さえておきたい 4
佐賀(嬉野茶)熊本(青柳茶)。
佐賀の嬉野茶と熊本の青柳茶は「釜妙り茶」として知られます。
一般のお茶のように蒸気で蒸して作るのと異なり、熱した釜で妙って作られるお茶で、中国式の製茶法です。
中国から渡来した陶工たちによって伝えられたといわれています。
同じ釜妙り茶ながら、嬉野と青柳では精製過程に相異があります。
嬉野は釜から出して揉み、また入れて妙るが、青柳茶は最後まで出さないで釜の中で妙りながら揉まれ、仕上げられます。
この釜は平釜を用い、嬉野では釜を斜めにして妙るのに対し、青柳では釜を水平に据えて妙るのが特徴です。
ノ番茶と二番茶の早摘みのものが蒸し製のものとミックスされて玉緑茶として出まわっており、味はやや濃厚であるが、渋み、苦みがなく、独特の風味を持っています。
二番茶の晩摘み以降のものは、番茶として産出されています。